Financial Technology Development
(Case Study)

Clouderaと電通総研、Mizuho Americasの顧客体験強化に向け 統合プラットフォームを構築

背景

事業が拡大を続けるMizuho Americasでは、顧客体験の向上を実現する新技術の開発・導入に向けて積極的にパートナーを探し求めています。従来のハイパフォーマンス・コンピューティング (HPC) ソリューションに対する厳格な評価を経て、同社ではClouderaを選択し、クラウドベースの最新のデータプラットフォームを構築することで、将来の成長を支えていくことを決定しました。

課題

Mizuho AmericasのコーポレートIT担当マネージングディレクターであるGabriel Bergesio氏は、次のように述べています。「Clouderaと電通総研によって実現されたこの新しいプラットフォームによって、当社は複数のリクエストを同時に処理することができるようになり、エンドユーザーはより効果的にポートフォリオを可視化できます。このほか、社内データの要件に対してもより効率的に対応できます。」

ソリューション

今回の協業を通じ電通総研は、Mizuho Americas 固有のIT 要件に対応するため、ソリューションアーキテクチャとパフォーマンスチューニングの提供を行いました。Microsoft Azure上でClouderaのプラットフォームを活用した新しいハイブリッドアーキテクチャで、計測に要する時間を大幅に短縮し、スケーラブルなアプリケーションを実現します。

結果

Clouderaのグローバル金融サービス業界担当責任者であるSteven Totmanは、次のように述べています。「当社は現在、お客様が持つデータから答えを直接引き出すために必要なツールとソリューションの提供に取り組んでおり、今回のMizuho Americasおよび電通総研との協業は、まさにそれを実現するものです。データはあらゆるビジネスの生命線であり、この新しい計測プラットフォームをクラウド上で構築したことで、Mizuho Americasの顧客は、自身のポートフォリオに対して最善の意思決定をより迅速に下すことが可能になります。Mizuho Americasのような業界をリードする金融サービス企業と協業できることは光栄であり、業界が進化を続ける中、今後も同行の要件を支援させて頂ければと期待しています。」